この口臭はもしかして虫歯が原因かも
口臭にも種類があります。
健康な人にも生じる「生理的口臭」。これは誰もが持っている口臭で、一時的な口臭と言われています。
もうひとつが何らかの病的な原因によって生じる「病的口臭」です。
病的口臭の中にも種類がありますが、最も多いと言われているのが虫歯です。
ここでは虫歯が原因の口臭の特徴についてお話します。
虫歯の臭いとは?
虫歯による口臭は残念ながら強烈な臭いを発します。
様々な原因で口臭はおこりますが、中でも強烈なのが虫歯由来の口臭になります。
その強烈さとはどれくらいの臭いとなって表れるのか?
具体的なレベルは、食べ物が腐った臭い・腐敗臭です。
この原因は、虫歯の穴にたまった食べカスが口内の細菌に分解される過程で生じるものです。
これはたとえるならば「36℃前後の室内に生ゴミを放置している」のと同じ状態になります。
非常に強力であり、不快さも強力です。
また口内の嫌気性菌(酸素を好まない菌)が食べ物に含まれるタンパク質や神経、血管などを分解すると、“ゆで卵の臭い”と表現される刺激臭(硫黄臭)を発生させることがあります。
このようなタンパク質を元にした「揮発性硫黄化合物」と呼ばれる物質は、周囲を不快にさせるほどの強い臭いを発生させるのです。
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